今日は、朝一番の便で上京。そして昼から予算委員会の打ち合わせに出席したあと、午後1時から5時まで、総理出席のもと、衆議院予算委員会が開催。
今日は、もともと外交問題の集中審議として開催されることになっていました。すなわち、総理の訪中、訪韓問題を扱うこととなっていたのですが、これらに加えて昨日の北朝鮮による核実験問題が、必然に大きく取り上げられることに。
我が方からの質問者は、前原前代表(写真)と中川正春・予算委理事。
前原前代表は、今年春の代表降板以来、久しぶりの表舞台への復帰。得意の外交分野での審議ですから、的確な質問立てで議論を進めていきます。
しかし、今回の北朝鮮の核実験のような問題は我々野党の立場から議論するのはなかなか難しい問題です。
というのは、これは非常に大きな国難という状況ですから、与野党の立場を超えて、日本及び国際社会の安全が確保されるように、超党派的に議論をしていく必要があります。とはいえ、なぜこのようなことが生じたのか、政府・与党の外交姿勢に問題はなかったか、という点については厳しく追求していく必要もあります。この協調・追及のバランスが難しいところ。
その点前原さんは、理解するところは理解を示しながら、言うべきところは言うという、巧みな議論でした。
夕方には、衆議院において北朝鮮の核実験に対して非難決議が上程され、可決されました。
今日になって、連続核実験があるのではないかという見方が強まっています。まだまだ緊迫した状況が続きます。
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