今日は、午前中、衆議院災害対策特別委員会において質疑に立ち、先の台風13号による被害からの復旧・補償に向けた政府の取り組みについて議論。(写真)
その質疑の中で、激甚災害への指定、農業共済等の早期、特例的な支給などについての、政府の取り組みを求めました。
今日の委員会において、激甚災害指定については、溝手防災担当大臣から、明日の閣議において指定が出来る見込みであることについての発言があり、これについては、私としても指定に向けて政府への働きかけを強く行ってきただけに、ほっとしました。
午後は衆議院本会議への出席のほか、夕刻は昨日に引き続き政権政策委員会に出席して、政権構想についての議論。
さらに、明日の国会での質疑、答弁に備えて夜まで事務所で執務をして過ごしました。
さて、国会ですが、今日は防衛庁「省」昇格法案の進め方をめぐって与野党の協議が紛糾。その他の委員会審議の進展にも影響を与えています。
そのため、私の明日の質疑、答弁についても予定が固まったのは今日の夜遅く。今国会の重要法案、教育基本法法案の採決時期、そして今週末の福島知事選、来週末の沖縄知事選などの政治日程もにらみながら、「波高い」国会情勢がしばらく続くかもしれません。
コメント
コメント一覧 (2件)
先日トヨタ自動車が営業利益で2兆円をだし、国内上場企業で初めてという
新聞記事を見ました。
好景気に乗じて他の大手企業も軒並み増収増益というような記事も見ます。
そんなに企業の業績がいいのに、一般家庭では、景気のよさは全然感じません。感じるのは不景気な話ばかり、給料のベアはあがらない。所得税減税は来年から廃止、医療保険は増える。
いったいどうしてこの景気の良さが家計には反映されてこないのでしょうか?
この景気が内需によるものとか、いろいろ聞きますがわかりやすく教えていただけないでしょうか。
確かに現在、数字の上では日本経済は歴史的好況です。しかし、その内実は、中央集中、大企業(特に輸出関連)集中、また業種によっても一部集中と、極めて偏りの強い好況なのです。したがって、家計の消費が広く増えるというような内需の強さは見られません。そういう意味で格差の大きい「実感なき好況」なのですが、政府・与党はこの格差問題にあまり真剣に取り組んでいません。この問題、引き続き国会でも強く取り上げて行きたいと思います。