今日は、朝、佐賀市内の小学校の6年生のクラスに呼ばれて、社会人の先輩の話しを聞こう、という授業でお話しをさせていただきました。(写真)
その後は挨拶まわりのほか、民主党県連での話し合い、また夕刻は情報労連の新年交歓会への出席のあと、夜は小城市内の支援者の方々との懇親会でした。
さて、今日の小学6年生の皆さんへのお話しの場においては、国会議員という仕事の内容や、国会の役割、また法律というものの役割などについてお話しさせていただきました。皆さん、ちょうど2学期に憲法の勉強などをされたそうで、大変興味を持って聞いてくれました。
質問コーナーでも元気にかつたくさん質問をしてくれて、こっちが答えるのにアップアップするほど。
今日のお話しの中で、国会議員の仕事内容についてお話しすることのほかに、伝えたかったことがひとつあります。それは「答えはひとつではない」ということ。
今日のお話しの中でも、途中でいろいろな質問を投げかけながら進めたのですが、例えば「国会とは何をするところだと思いますか?」とこちらからたずねると、「法律を作るところ」「予算を作るところ」「総理大臣を選ぶところ」といろいろな答えが出てきます。これすべて大変いい答え。
「法律とは何だと思いますか?」とたずねると、「悪い人を罰するためのもの」「やっていいことと悪いことを決めるもの」「国の仕組みをまとめるもの」と、これもいろいろな答えが出てきますが、これもすべて大変いい答えでした。
子どもたちにはいろいろ自分の頭で考える力を是非つけていって欲しいと思います。「考える」ことが大事であって、「正解」にたどり着くことが大事なのではありません。世の中には、「正解」がひとつある、ということのほうがむしろ稀なのではないでしょうか。特に変化の激しい時代に生まれた現代の子どもたちには、自分の頭で考え、自分で判断していくことが以前にも増して必要になってきていると思います。
こちらが恥ずかしくなるほど、きらきら輝く瞳で話しを聞いてくれた今日の子どもたち。将来が本当に楽しみです。
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