今日から、予算委員会は、19年度予算案についての本格審議入り。今日そして、来週火曜日、水曜日の三日間は総理、全閣僚が参加する基本的質疑。今日と火曜日はテレビ中継も入ります。
今日の審議はほとんどの時間が与党側の質疑。最後の一時間だけが我々民主党側からでした。
民主党からは、山井和則議員が、障害者自立支援法の問題点について、障がい者の方々やその家族の皆さんから寄せられた切実なお話しや情報を、具体的かつ丁寧に説明しながら、障害者自立支援法がいかに障がい者の方々やそのご家族に対して、苦しめる結果となっているかについて、切々と訴えました。
山井議員は、京都選出の先輩議員。彼は、障がい者問題などを中心とした社会保障分野において、常に弱い立場におかれている方々の立場から、一貫して取り組んできた方です。その「熱さ」は党内でも知らない人はいません。弱い立場の方々のことを思いながら熱く国会で語っているうちに、つい涙ぐみながら話しを続けることもあります。
今日も、その熱い気持ちの十分こもった質疑でした。答弁に立った安倍総理、柳沢厚生労働大臣は、もちろん障害者自立支援法を導入した理由などについて、苦しい答弁をしながら防戦しようとしていましたが、障がい者の方々の具体的な実情に触れながら語る山井議員の話しは説得力があります。
ただ悲しいかな国会は数がすべて。今日のすばらしい山井議員の議論をもってしても、障害者自立支援法が一夜で覆るようなことはありません。今日のような議論を国会論戦の場で、地道に繰り返し訴えていくしかありません。
コメント
コメント一覧 (6件)
国会お疲れ様です。
私も一国民として佐賀より応援しております。
近年、時代の流れからか精神的に病まっている方や障がい者、難病の方が増えたと思われます。しかし、難病認定、障がい者支援のほうは案外国、地域問わず進んでないのではと思いますがいかがでしょうか?
私の町にはコロニーといってどういっていいかわからないのですが障がい者の支援施設ともいうんでしょうかあります。小学校の近くですので小学生から見たらどううつるかわからないのですが結構人が多く働いておられます。今後もその方面でもご活躍を期待しています。
次に県の問題ですが『プルサーマル問題』。
私は、少し反対側の意見を聞かせていただきましたがどちらとも言えないです。しかし、県選出の国会議員の4名はどう考えてらっしゃるのでしょうか。大串議員は直接選挙区ではないので間接的になるとは思いますが意見を聞かせていただきたいです。
現在は実行の方向で一直線で進んでいます。もっと勉強してもらい、県民にいい暮らしが賛成側でも反対側でもできるよう詳しく説明していただきたいものです。
エネルギー問題について。自然エネルギーなど、環境にも問題のないエネルギー源で、エネルギー需要をまかなえるのが理想であり、その方向への投資を一生懸命行っていくべきだと思います。ただし、当面、自然エネルギーだけで、現状のエネルギー需要を全て安定的にまかなえる状況にはないので、原子力エネルギーも含めて考えざるをえないのが現状だと思います。また、その際核燃料リサイクルについては将来課題として、安全性を第一に据えながら考えていかなければならないと思います。
(上から続く)今回の佐賀県でのプルサーマル問題については、県民の皆さんの、安全性や必要性などについての十分な理解の上で考えていかなければならないものだと思いますが、今のところ、県民の皆さんの中で、十分な理解がいっていると明らかに言える状況かというとそうではないと思います。その点、ご指摘のように、もっともっと我々県民側も勉強していかなければならない問題だと思います。
すばらしい回答ありがとうございました。
やはり議員さんは違うなあって思わさせていただきました。わからないならわかるまで勉強をする。分かろうとしないで反対するというのも中にはいるかもしれないですよね。
まだまだ分からないこと一杯あると思いますからまた疑問に思ったこと書かせていただきますがよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。
今回の事態は大変かなしいです。議員として国民の代表としてけじめが必要です。逃げないでください。議員辞職でしょう。