今日は、午前中、法務委員会に出席して、執行官法改正案、裁判所職員定数法改正案などの案件について、法務大臣に対して質問を行いました。(写真)
先の衆議院予算委員会で与党側が強行採決を行って以来、国会では与野党関係が不正常化していて、その中で、与党側は各委員会を、与野党の合意のない中で、委員長の独断で開催し、強行に議論を進めてきています。
そのような中で、我々としては審議拒否はせず、ただし、正常に事前セットされた委員会審議ではないので、事前の政府と質問のすり合わせはなく、その場その場で質問を行う形で参加しています。
事前に委員会の開催を与野党合意の上決めているわけではないので、どうしても質問の事前通告もなく、その場その場での質問になってしまいます。
しかしこの方法だとどうしても議論が深まりません。法案審議は大変重要なのですが、浅い議論だけで終わってしまいがちであることが、今日議論をやってみてよくわかりました。
早く国会運営上の与野党関係が正常化すればよいのですが、道行はまだ見えません。
午後は、県知事選に向けた対応でかなりの時間を使いました。マスコミの方々からも「候補擁立の状況はどうですか」と盛んに問い合わせを受けますが、この段階ではすべて「すみません、コメントできないんです」と申し上げて、お詫びしています。現状に鑑み、ご了解いただければと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
今、マスコミは「水道光熱費問題」にかかりっきりのようです。
与党による野党無視の強行採決を見ていると、1党独裁の某国のような印象を受けてしまいそうです。
なんというか、「国会議員てだらしないよね」という空気感が再び国民に漂い始めているような気がします。
元からそういう空気はあったのですが、一層濃くなっていってます。
そういう意味でも、これから政権を取ろうという党においては、透明性、健全性を出していくのが一番ではないかと思います。
時間はかかると思いますが、次世代、次々世代で政権を取るという長期的な計画が必要ではないかと思います。
「党」として政権をとるのであればですね。
目先の「政権奪取」は長くは続かないと思いますので。
土台の弱い建物は一瞬で崩れると思います。
そういう意味での土台作りは非常に大切だと思います。
政権を担える党になるために、その土台を鍛える必要がある、というのは全くその通りだと思います。今の民主党を見ていると、まだまだ鍛えなければならない点が多々あります。気持ちは大変あせるのですが・・・・