今日は4日間の国会閉会日。午前中、私が所属する予算委員会、法務委員会、政治倫理特別委員会の閉会中手続きに関する委員会が開かれました。
午後は衆議院本会議に出席したあと、帰佐。夕方から夜にかけては、地域での夏祭りを訪問し、また、三夜待に出席して過ごしました。
さて、今日の本会議の前に代議士会が開催され、菅代表代行から、「国会閉会中も気を緩めることなくそれぞれの地元で頑張ろう」と気合が入れられました。(写真)
民主党の国会議員として活動して2年が経ちます。この間、私は民主党の中での大きな変化があったと思っています。それは「個人プレーの一発逆転ホームラン」を狙わなくなったことです。
2年前は、個々の議員が個人プレーに走り、いかに自分個人の主張を世間に見せていくかをはりあっていたような感じがありました。1年半前のいわゆる「永田議員のメール問題」はその延長線上で出てきた問題だと言えるのではないでしょうか。
それがこの数ヶ月、大きな変化を見せたと思います。今民主党の党内で「モットー」のように言われていることは、「バットを短く持って、シングルヒットでいいからコツコツと塁に出てつなぐことを考えよう」という言葉です。シングルヒットでいいからあとの人に続けて、個人ではなくチームとして成果を出していこうという考えが明らかに出てきていると思います。
またこれにともなって、例えば「審議拒否」のような、手段としての抵抗方法は出来るだけやらないようにしようという合意も出来てきました。国会の中でそのような方法で「コップの中の嵐」を作るよりも、正々堂々と国民の皆さんに訴えられるような政策論争をまずは行っていこうということが前面に出てきています。
「そんなの当然ではないか、今頃わかったのか」との批判をすら受けそうではありますが、このような考え方でまとまってきていること自体は、私は遅くはあったとしても、やはり望むべき方向だと思います。
そのような党の方針の中で、どれだけの結果が出せるか。これはとにかく努力に努力を重ねるしかありません。
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