今日は、午前中から午後にかけて、小城市内での挨拶まわりでした。夕刻は事務所において来客の方をお迎えしたあと、夜は
さて、先般来、農家の方々から、現在の与党の農業政策に関するご意見を聞かせていただく機会を多く持たせていただいています。
特に、先々週、先週と、杵島郡や藤津郡の中山間地での農業問題について意見を聞かせていただく機会を得ました。そして、今日の地も、まさに山間部の農林業の現場でした。
現在の政府が進めている「品目横断的経営安定対策」については、悲鳴に近い声が上がります。特にそもそも耕作面積の少ない、中山間地、山間地ですから、集約したところにのみ補助金を出すという、現在の政府の農政にはかなり無理があるように思われます。
集落営農を行っていくのですか、という問いかけをさせていだたくと、「無理じゃろうね」という声が帰ってきます。「そうすると、米はどがんするとですか?」「米は作らんやろうね」
これらの地域は、日本の伝統とも言える、美しい棚田を守って米を作ってこられたところです。今の農政が続けば、このような地域での米作は難しくなる、すなわち日本の棚田が急速になくなっていくということです。これが本当に私たちが求める日本の姿なのでしょうか。
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