中国四川省での大地震。四川省は中国における核関連施設の集まっている地域です。
そこでのこの大地震ですから、当初から放射性物質はどうなったか、という問題が提起されていました。
これまで中国側の通信社からは、がれきの下に埋もれた放射性物質32個のうち30個が回収され、残りは2個と伝えられていました。
それが、今日になって放射性物質は50個であり、そのうち回収されているのは35個、残りは15個未回収との発表がありました。
地震と核関連施設の問題については、中国のみならず全世界的な問題です。核関連施設の安全性についての世界的な注目が集まる中、何よりも重要なのは、危険情報についてそれがきちんと情報開示がなされるということではないでしょうか。
未回収の15個の場所についても正確な発表はなされていません。そのような点で、今回の中国の対応には問題があると思われます。
(写真は、今日有明海の漁業者の皆さんと水産庁への要望活動を行った際の写真です)
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