昨晩開票された沖縄県議会選挙は、与野党の多数逆転という結果が出ました。
当初から、県議選であるにもかかわらず、後期高齢者医療制度という国の施策の是非が問われるのではないかということで全国的な注目を集めた選挙でした。
結果は上記の通り、与野党の逆転という劇的な結果です。福田総理も後期高齢者医療制度に対する有権者の方々の不満がこの結果につながったということを認めています。
であれば、是非制度をいったん白紙に戻して見直すことはできないか。これまで、いろいろな政策課題に対して世論の批判が上がった際、与党からの対応は、「政策の基本は間違っていない。説明が足りなかった。政策の基本は維持しながら、足りないところを修正する」というやり方が続いています。
品目横断的経営安定策という農政についての多くの農家からの批判に対してもそうでした。そして今回後期高齢者医療制度についてもそうです。
是非今回は、部分的かつ一時的な国民負担の修正ではなく、制度の根本的な見直しをしてもらいたいと思います。
コメント