大学生の頃、佐賀に帰省するたびに、新しい道路が増え車幅は拡がり、中心市街地は整備され、新しい建物が建ち、商店街が新しくなり、「佐賀は人口が増えているわけではないのに、都市みたいになってきているな~」と思っていました。
確かに人口が増えていたわけではありません。ですから人口面で大都市化していたわけではありません。しかしそれでもバイパスができ、市街地がきれいに整備され、高いビルができていった、それはとりもなおさず、日本全体が経済成長していて、それが佐賀にも及んでいたことの現われだったと思います。一人当たりの国富(GDP)が伸びていた時期でした。すなわち「豊か」になっていたわけです。
今日それと全く逆のことを聞きました。地元のある地域で農家の皆さんとお話しをしていたときです。日本の中で格差がひろがっているということに話題が及んでいました。
「家の屋根を新しくしたくでもできないので、家々の屋根が古くなってきている。壁も塗り替えたいけども、それもできないので、家々の壁もみすぼらしくなってきている」
そのような傾向が、私も佐賀を見ていて出てきていると思います。家だけではありません。例えば道路なども、新しく整備が進むというよりも、維持管理もままならず、デコボコした部分が増えているような気がします。
これは地方間の格差の問題だけではないと思います。国全体の豊かさの問題ではないでしょうか。
日本という国は経済成長していません。一人当たりの国富(GDP)は世界との比較で低下してきています。それが例えば持ち家に対する更新投資ができないだとか、道路の維持管理が難しくなってきているといった面で、現れてきています。
もちろん社会保障の面での「豊かさ」の低下は言うまでもありません。
「せっぱつまっとるとよ」 今日の農家の皆さんからの切実な叫びでした。日本全体の「豊かさ」をどう取り戻していくか、一刻も早く答えを出していかなければなりません。
コメント
コメント一覧 (5件)
そいぎんどがんすっとかー?答えばゆーてん?底まできとーろが?
政治まかせの国民と、自分主義の議員、官僚共に悪い。
つまり、心の成長、贅沢すぎる国民が甘えていた次期があり
もっと、もっとが、続かなくなっていまにきていると思う。
つまり、日本人よもっと心を磨かなければ。。。。
景気まかせ、人まかせよりも意見をいわなくては、答えとか
考え方もわからない。でも、無理してでもネガティブよりも
ポジティブに。いまこそ、がばいばあーちゃんの精神に!
とにかく、長いものには巻かれろ精神ではいかん!
最後に言うが今の根拠のない発言民主党よりも、自民党の麻生総理の
ポジティブの発言が、まだマシ!。
もっと、もっと、もっと前向き発言を!批判だけなら、誰でもできる。
それと、あなたは、国旗掲揚、国歌斉唱は反対なんですか?教えてください。民主党の議員さんは、反対がおおいもんで?
有明町さん粋だね~ GJ
一人当たりのGDPは、世界2位から下落しましたが、それは円安になったからです。来年度は、一桁台に戻るでしょう。
豊かさは、将来の漬け(借金)と加工貿易(為替レート)により達成してきたものです。世界的地位(円の価値、労働力単価)の向上により成長が鈍化するのは、当たり前である。後、人口構成比も有利に働く時代であった。
民主党は、公共事業費を半額にすると言っています。今後の建設費をゼロとしても維持費も賄えなくなります。地方の視点だと、農業、漁業、林業、建設業の疲弊は明らかです。個別保証は社会主義的な部分があり、10~20年後には、更なる個別補償額割り増しになるでしょう。救済策と根本的な打開策の両面を考える事が大事に思いますね。
そうですね、経済成長率を基本方針2006で2%台を想定している部分もあり、上げ潮派において3%台。実質、2006~2011年は、1%台と思われるので、政府(現与党)の見通しの甘さは、否定できないでしょう。最近だとゼロ%台、3ヶ月、半年だと実質マイナスですからね。ただ、世界と比べた相対的成長率も考慮すべきでしょう。世界平均4~5%の経済成長時に1%台、2~3%で0%台なら、後者が日本にとってはプラスですけどね。
まあ佐賀もですが全体的に活気が失われてる感がありますね
特に農林水産業の活気が著しく失われてますよ一人一人がその豊さを感じられて活気を取り戻すことが民主党の大きな役目だと思います
初めまして 始めて書き込みさせて頂きます。なんでこんなに書き込みがあるのに 何故答えないんですか?僕も含めこんな場所じゃないと自分の意見・疑問を言う場所がありません。国民を見ているなら 僕達の疑問を払拭して下さい。「国民の生活が一番」って嘘ですか?