新しい政権ができるときの仕組みはどうあるべきでしょうか。
オバマ氏は11月4日の大統領選挙において勝利しました。その後、政権移行のための準備を行い、ホワイトハウスの補佐官、各省の長官(大臣)などの重要人事を進め、1月20日に正式に大統領としての任務につきます。その間約2ヶ月半。
日本の場合はどうか、衆議院の解散総選挙あるいは内閣総辞職が行われたあと、直後に国会にて首班指名選挙が行われ、そこで総理に選ばれた人物は間髪を入れずに組閣を行い、即座に新政権を発足させなければなりません。この間ほんの数日。
よくよく考えてみると、この政権発足のあり方の違いは大変大きいと思います。総理になる人物はそうなる前から、自分が総理になったときのことを考えて、内閣の顔ぶれなどを周到に準備をしておかなければならないということかもしれませんが、それは本当に可能でしょうか。真に適材適所を探していくということは難しい仕組みになっていることは間違いありません。
ある意味、これまでの日本は、誰が総理になっても、誰が閣僚になっても大差はない、ということを暗黙裡に認めたような制度となっていると言えはしないでしょうか。これからの日本が果たしてこのような仕組みでうまくまわっていくか、疑問をつきつけられるときが来るのかもしれません。
コメント
コメント一覧 (3件)
小沢さんはどうして党首討論逃げるんですかね。米国の大統領選で候補者がテレビ討論しないとしたらそれだけで大統領の資格無しでしょう。生活が第一といいながら国民をばかにしてませんか?
組閣がバタバタでは良くないというのはその通りだと思います。では衆議院任期途中での解散や内閣総辞職を極力せず、任期満了をもっての総選挙を行えば、米大統領選同様に日程があらかじめ決まるわけですから、閣僚の人選にも十分な準備期間が取れると思いますが如何でしょう?
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で「次の内閣」で検索しました。
コーヒーを飲みながら見ていたのですが、経済産業大臣 増子輝彦 環境大臣 岡崎トミ子 の名前にコーヒーを吹き出してしまいました。
すばらしい人選ですね。
その他、「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」に所属される議員さん達が多数参画されていて心強く思います。
適材適所に有能な人材を配してありますね、流石、民主党です。