9月末に今回の臨時国会が召集されて約1ヵ月半。麻生新内閣のもとで始まった国会ですが、やっと今週から、それぞれの委員会において、大臣の所信を聴取し、一般質疑を行うというスケジュールが動き始めました。
私の所属する衆議院農林水産委員会においても今日、石破新大臣の所信を聴取しました。そこで、さあ一般質疑だ、と意気込んでいると、あれあれ、与党側は審議に前向きではないようで、今週中の質疑はできないような雲行きに見えます。
そうすると質疑は来週か。その翌週はもう会期末です。
新内閣ができて、2ヶ月も国会を開催していたのに、農林水産分野についてはほとんど国会では議論を行わなかったことになります。しかも、汚染米、事故米の問題が生じた直後の国会。国民の食の安全という重要課題が目の前にあって、国会で議論がほとんど行われずに国会会期末が近づくというのは、いかがなものかと思われます。
コメント
コメント一覧 (3件)
内容と関係無いコメントで失礼します。
国籍法の改正案が今週中にも成立する見通しと聞いています。
マスコミにもあまり報道されていないこの案件を認知している国民はかなり少ないのではないでしょうか。
制度の内容についても、悪意を持った利用を招く恐れが多分にあり、虚偽の申告に対する罰則もゆるすぎ、正直言って酷い法律だと私は思っています。
慎重な議論をお願いします。
ttp://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111201000250.html
民主、共産、社民、国民新の野党4党の国対委員長は12日午前、国会内で会談し、政府の消費者庁設置法
案など関連3法案について「十分な審議時間の確保は難しい」として、今国会での審議入りに反対することで一
致した。
食に関する問題はなるほど重要です。是非しっかり議論して、中国産食物への頻繁な抜き打ち検査、高リスクな品目の輸入規制など、実効性のある対策を提示してください。よろしくお願いします。