内閣支持率などについての世論調査の結果が相次いで報道されています。
直近の数字は、麻生内閣の支持率が30%を割り込み、さらには総理としての期待を示す支持率も、麻生氏、小沢氏が並んだということを示しています。
これらの数字は大きな意味を持ちます。現在の政局がこのまま静かに過ぎることを予想させる数字ではありません。
10月30日に麻生総理が解散総選挙を先送りすることを発表して以降、地元において、各地で後援会世話人会を開催してきました。そこで現状を報告しながら、「選挙がいつかは明らかではないけれど、ウラを返せば、いつ何時何が起こってもおかしくない状況です」と説明してきました。
今まさに何があってもおかしくない状況ではないでしょうか。この世論調査に現れている政治の現状を踏まえ、また今後控えている補正予算、通常予算などの課題の重さを踏まえると、「解散は任期満了かな」という風に、あたかも静かなままに淡々と物事が進むことはありえないと、私は強く思います。
小沢氏が「超大連立」を示唆したかのごとき報道もあります。小沢氏が本当にそのようなことを示唆したとは思えませんが、少なくともそのような報道が飛び交うような状況です。
緊張のレベルは高い。緊張を緩められる状況ではありません。
コメント
コメント一覧 (9件)
ハト派の福田前首相の支持率低下については、マスゴミはあまり騒ぎませんでしたね。
タカ派の麻生首相の支持率が少し下がっただけで、何故騒ぎ出すのか不思議な現象です。
解散総選挙も国民アンケートによれば、半数を超えて望んでいませんよね。何故、こんな時期に空白期間を作ってしまう解散総選挙をしなければ為らないのか理解できません。
ところで、国籍法改正案ですが、平沼氏や自民党の一部議員が反対しただけで民主党原案の付帯決議を改正後、衆議院を通過し、今現在、参議院で審議されていますが、付帯決議の原案では二重国籍を認める内容になっていた様ですね。更に、科学的な検証も不要としていたと。日本国籍の安売りですか?
日本の偽造パスポートが高値で取引されている事を考えると、日本国籍が外国人にとって、大変な価値があることは理解できますよね。
それを、「この子は私の子どもです」と日本人の男が名乗りを上げただけで認められるなんて、恐ろしい改正案です。
確か、中国残留孤児の身元判明にはDND鑑定を導入して判断していましたよね。
だったら、最低でも、DND鑑定を盛り込むべきでしょうが。
人権擁護法案、国籍改正案、法務省が提出する法案は恐ろしいものばかりですね。更に、必ず、賛成に回るのは民主党、社民党、自民党の一部議員と決まっている。歳費を返上して議員を辞職して欲しいくらいです。
小沢さんが「超大連立」の言葉を文字面でみのもんたのバカが批判したり自民党の細田幹事長が「またかっ」と発言してましたが、次の総選挙前にまたまたまた自民党の総裁選を行うような政治空白を作るのは日本のためにはなりませんよ
超大連立で
小沢総理でいいじゃないですか
政権の私物化をしたに等しい自民党は野党に下るべき
ニックさんへ
もう少し解りやすい日本語で書いてね。
>必ず、賛成に回るのは民主党、社民党、自民党の一部議員と決まっている。歳費を返上して議員を辞職して欲しいくらいです。
カルト宗教の政治部公明党が抜け落ちていましたので追記します。
今の民主党が政権を取っても、必ず短期で崩壊します。何故なら民主党上層部は、アンチ自民で集まっただけの烏合の衆だからです。アンチの対象が野に下れば、本来のエゴがぶつかり合い、分裂への道を歩むでしょう。旧社会党政権は、それであっさり崩壊しました。その残党が多数紛れこんでいるのが今の民主党です。
蛇足ですが、小沢氏の壊し屋の異名は、アンチの対象を壊してついたのではありませんよ。
自民党に不満のある人が多いのはわかります。私だって色々不満です。しかし、旧社会党政権成立時、社会党に投票してしまった者として言わせてもらえば、政権政党が代わっても、期待するような急激な変革は絶対に起こりません。もし起これば、それは内戦並みの混乱を伴うでしょう。民主党を支持する人は、このあたり美し過ぎる幻影を見ているのではないでしょうか。私は自民党内のゆっくりとした変革に期待した方が無難と考えます。
TK43様
>政権政党が代わっても、期待するような急激な変革は絶対に起こりません。
その方がいいと考える小生のような軟弱無党派も、結構いるんじゃないでしょうか? だから自民党は長期政権だったと。
TK様の「旧社会党政権」とは村山政権のことですか? 文脈からすると細川政権と羽田政権のようにも読めるのですが、どちらでしょうか?
細川政権と羽田政権についていえば、小沢氏が右旋回を急ぎすぎて、梶山氏に社会党を取られて、1年足らずで下野したのですが、その短期でさえ、政権交代によって、永田町も霞が関も地方も、権力人脈がすっかりリシャッフルされて、とても新鮮でした。小生は、今回もあの再現を期待しています。
民主党が政権を取れば、連合しかない民主党の地方組織も、瞬く間に人が集まってきますよ。
心配なのは小沢氏の健康で、剛腕を振るうだけの体力があるのかどうか。
風様 旧社会党政権は、細川内閣から橋本内閣前期あたりまでの、社会党が閣内にいた時期全体を指すうまい言葉が思いつかず、こういう表現をしました。曖昧だった点はお詫びします。
細川、羽田内閣では連立が崩壊し、村山内閣から橋本内閣にかけては社会党自体が崩壊へ向かいました。さらにこれらの政変の結果、創価学会=公明党が与党の一角を占めるようになってしまった。これは明らかに往時の政権交代劇に伴うネガです。
消費税導入時、社会党を始め野党は自民党を叩きに叩きました。そして数年後、彼らが政権の座についた時、消費税は廃止されましたか?いいえ、そのまま踏襲されたのみならず、村山政権で3%から5%に上がりました。政治家と土建屋の癒着は減りましたか?いいえ、他ならぬ小沢氏が今現在週刊誌に追及されています。官僚の醜聞は減りましたか?いいえ。私の言う大きな変革はないというのはそういう意味です。