今日は地元発の国際貢献関連の行事が続きました。ひとつは、青年海外協力隊の活動を地元から支えようとする、「佐賀県協力隊を育てる会」の設立総会。そしてもうひとつは、地元の有志などの皆さんで、途上国での眼科医療を支える活動、「アイキャンプ」に携わっている皆さんの壮行会でした。
青年海外協力隊については、私も財務省で途上国支援の仕事に携わっているときに一緒に仕事をさせてもらいました。日本の地元でそれを支える皆さんの一番のご苦労は、協力隊として参加してくださる方々を募っていくことももちろんですが、その方々の帰国後の仕事探しなどの生活支援が大きいのだそうです。なるほど、世界各地での協力隊の活動を地元で支えるとなると、確かにそうだろうと思われるご苦労です。
「アイキャンプ」においては、まさに皆さんがボランティアの精神から、途上国で十分な眼科医療が受けられず、視力の問題を抱える皆さんを助けようと、現地に乗り込み活動をされています。今月末にバングラディッシュに行き、眼科の病院を建てようと、現在取り組まれています。この病院でおそらく多くの方々が、これまででは望むらくもなかったような、眼の治療を受けられることでしょう。
こうやって地元発の国際貢献の現場に触れさせてもらうと、役所側から見ていた国際貢献、草の根支援とは全く違った現場のあり方が見えてきます。
現場が第一。国際貢献の世界においても、この姿勢が大切だと痛感します。
コメント
コメント一覧 (1件)
現場が第一。まさにその通りだと思います。
郷里の有志の高い志に感謝するとともに、私も頑張ろうと思います。