本日をもって、この秋の臨時国会は事実上閉幕しました。
9月末に召集されたときには、「いざ解散総選挙」という雰囲気の中でのことでしたので、たった3ヶ月前のことですが、遠い過去のように思えます。
国民に信を問うことを先送りし続けた麻生総理。「政局よりも政策だ」という理由でしたが、肝心の政策についても、10月末に発表していた追加経済対策を具体化する二次補正予算すら来年の国会に先送りするなど、国民に信を問うことのみならず政策までも先送りになっています。日々悪化する雇用情勢に関する対策についても、動きが鈍くスピード感を欠きます。
このような思いから、今年最後の今日の衆議院本会議において、私たちは衆議院解散要求に関する決議案を提出しました。
いざ採決。力を込めて「賛成」と立ち上がると、向こうの自民党席でも渡辺喜美前行革大臣が「賛成」の意思表示を示し立ち上がっています。
与党大多数の衆議院の中で結果としては否決され、「パフォーマンスに過ぎない」と与党側が言う中で、渡辺氏のこの動きに、政治が着実に変化してきていることを私は感じ取りました。
両院議員総会(写真)にて、今年の民主党衆議院としての今国会での活動は終了です。来年1月5日の国会開催時から、即、激しい国会が待ち受けています。
コメント
コメント一覧 (3件)
渡辺氏の自民党若手への影響力には両説ありますので?ですが、
上杉隆氏が『ダイヤモンド』で、「道路特定財源の一般財源化」で17人の造反の可能性を書いていました。出所は、山本一太氏ブログとか。
亀井善太郎氏ブログで、大串議員も超党派の年金改革提言に参加されたことを知りました。政策は勿論、政局も頑張ってください。何より当選が第一ですが。
で 貴方は 渡辺議員の行動について どう思われてるのですか?
日記に具体性がありません。
早期解散賛成なら 立つべきでしょう。
肝心な時は 派閥の倫理ですか?
言葉の二重奏をする議員があまりにも多いから 国民は辟易しているのです
倫理じゃなくて論理では?