今日、今年の通常国会が開会しました。安倍総理施政方針演説等、政府4演説が行われました。
安倍総理の施政方針演説を聞いて強く感じたのは、「何をやりたいのかよく分からない」ということです。
安倍政権下で4年が経過しました。アベノミクスでスタートし、そのアベノミクスが景気回復の実感をもたらさない中で、その後「地方創生」、「女性活躍」、「一億総活躍」などといったスローガンが並びました。
しかし、その具体的な内容もよく分からないまま、成果もどうなったかよく分からないまま、今度安倍総理は「働き方改革」などとも言いますが、これも言葉だけで具体的な動きはありません。
そんな中で出てきた、文部科学省の組織的な天下りあっせん。しかもその違法行為を組織的に隠蔽していたというのですから、悪質きわまりないものです。安倍政権の緩み、おごりが霞ヶ関全体に蔓延しています。安倍政権になって、民主党政権の時にあれだけ突き崩していった天下りの悪弊が、またぞろ復活してきているのを強く感じていました。
安倍総理は、一体この国をどこへ導こうとしているのか。
これらの点は、23日月曜日に私から、衆議院本会議における総理施政方針演説対する代表質問の中で、しっかり問いただしていきたいと思います。
私の質疑時間は15時過ぎ頃から。NHKでの中継がありますので、是非ご覧下さい。