加計学園の問題について、昨日の安倍総理の答弁をはじめとして、獣医学部の新設は民主党政権の時に検討が始まったと、政府側はさかんに言っています。
民主党政権にも責任を負わせたいということなのでしょうが、いかにも苦しい言い逃れ。
なぜなら、今回の問題の本質は、総理に近い人物であれば、特区認定の際に有利な取り扱いをしてもらえるのではないか、総理に近い関係であれば行政が歪められるのではないかということだからです。このことは森友学園の問題も同じです。
民主党政権の場合は、鳩山さんも、菅さんも、野田さんも、家計学園の理事長と「腹心の友」という関係は全くありません。したがって安倍総理におけるような、行政が歪められたのでは、という疑惑は生じようがありません。
総理に近い関係だと、行政すら歪められるのか。これが本質です。