米国FBI、コミー前長官の米国議会での証言内容が明らかになりました。それによると、トランプ氏はコミー氏に対して、ロシアとの関係の疑惑について捜査しないように求めていたと。
衝撃的な内容でした。
国家権力が、捜査当局に圧力をかけるなんて、現代の先進国では考えられません。ただ、まだ健全性を感じさせるのは、そんな中でも組織の中から「トランプ氏のやっていることは間違っている」と、声が出ていること。
ひるがえって我が国はどうか。安倍官邸の圧力に押し込められて、霞ヶ関も含めて、言うべきことも言わないようになっていないか。本当は発するべき声を押し殺してはいないか。
健全な批判があって健全な民主主義が成り立つ。これを肝に銘じるべきです。