加計学園問題に関して、柳瀬元総理秘書官の参考人質疑が行われました。
今治市や愛媛県の方々と会った記憶はこれまで同様ないが、加計学園関係者と会ったことはある、と。
典型的な「言い逃れ」としか聞こえません。昨年から加計学園問題はあれだけ大きな問題となっていて、総理官邸と加計学園との関係が取りざたされていました。そんな中で、今治市や愛媛県の方々とは会った記憶はないと答弁しておきながら、なぜ加計学園関係者と会ったことには言及しなかったのか??極めて不自然。
しかも、一度ならず三度も面会していたことも明らかになりました。それも加計学園関係者から面会依頼があって、それをこともなげに受けているわけです。総理秘書官とはそんなに簡単に会えるものか??これも不自然。
しかも、かなり前から加計学園関係者とは会っていて、安倍総理と加計理事長が親友だとも知っていて、ゴルフもバーベキューもともにしていたにもかかわらず、 加計学園の獣医師学部を作りたいという要望を聞いたことを安倍総理に全く伝えなかったと。これも秘書官としてはあり得ず、極めて不自然。
柳瀬氏は官僚らしく巧妙に話のつじつまはあわせたけれど、だからこそ大変不自然な点が大いに残った参考人質疑だったと思います。