今日、与党は今国会を7月22日まで延長することを決めました。
その背景は何か。働き方改革法案やカジノ法案を成立させるため、と同時に参議院の1票の格差問題を回避するための公選法改正案を通すためです。
この公選法改正案は、参議院の1票の格差問題を、参議院の「議席を増やす」ことで当面回避しようとする法案。しかもその増やし方が、自民党に都合のいい結果となるように仕組まれたもの。極めて身勝手なものです。
それを今国会で無理やり通すために強行された会期延長の決定。
そんな決定は認められないと、野党幹事長・書記局長会談を開いてスタンスを共有しました。
そもそも、こんな「我田引水」の公選法改正案をも通そうとする安倍総理の心根は、参議院自民党からの総裁選への支援を確かなものにしたいというものではないかと思います。これまた極めて「我田引水」。