明日は衆議院予算委員会で、統計不正問題についての、安倍総理出席のもとでの集中審議。
なぜ今回の統計不正が生じたのかについて、事実関係を解明していかなければなりません。それがなければ、今回傷ついた日本の統計全体への信頼回復はなりません。
明日、その点で絶対的に重要なのは、関係した人物がきちんと答弁に立つ態勢がとれるか。
特に30年1月に、抽出調査であることを隠しながらこっそり、統計的な復元処理を行なっていた、当時の石原室長。さらには、27年3月末に当時の中江総理秘書官から「問題意識」を伝えられ、その後厚労省内検討会を立ち上げるなどに関与した、当時の厚労省の宮野総括審議官、そして姉崎統計情報部長。また、厚労省の特別監察委員会で、この問題について当時の関係者からヒアリングを行なっている、樋口委員長には委員長として答弁をしてもらわなければなりません。
これらについて、明日の予算委員会理事会において与党側が賛成するか否かが鍵です。
賛成しないというのであれば、与党側は、真相解明には後ろ向きであることが明らかになります。それはなぜか、何か隠さなければならないことがあるということ。すなわち官邸の関与がやはりあったのではないか、ということになります。
明日の朝一番から、重要な局面を迎えます。
私の質疑時間は午後1時からの45分間。NHKテレビ・ラジオにて是非ご視聴下さい。