「今国会って、何を議論しているんでしたっけ?」
今日、友人から尋ねられました。国会の後半になるといつもであれば重要法案の行方などが話題になって、ああこれが課題なんだなと見ていたのが、今年の場合はそれをあまり聞かないので不思議に思っていたと。
それもそのはず、今回安倍政権は、春に統一地方選、夏に参院選がある年であることを踏まえ、国会への提出法律案数を極端に絞りました。その上、ちょっとでも議論を巻き起こしそうな法案は避け、無難なもののみ提出してきました。
それで後半国会において、注目を引くような議論がないわけです。
私はこの国会が始まった時から、この安倍政権の態度を、「政府としてやるべきことをやっていない」と問題視してきました。選挙があるからといって、国政に停滞は許されません。
国会日程がスカスカになるようなあり様で、政府がその責任を果たしているとは到底言えません。