今年の1月28日からはじまった、第198回国会が今日、閉会しました。そして7月21日の参院選投開票日が確定しました。
統計不正問題で幕を開け、安倍政権はそれに対する説明責任を十分果たさないまま、今年が「選挙イヤー」であることを理由に、政府提出法案を極端にしぼり、無風の状態を意図的に作り出してまで、国会論戦を避けた国会だったと言えます。
衆議院の予算委員会は、今日まで実に117日間にわたって開催を拒否。徹底的に国会での議論の機会を減らすことが、安倍政権の姿勢でした。
6月に入って、老後2000万円貯金報告書が注目を浴び、年金問題に関心が集まると見た途端、その報告書を「受取拒否」という、前代未聞の対応をしてまで、議論を抑え込もうとする姿勢は異常としか言えません。
かつて森喜朗元首相は、無党派層の有権者に対して「寝ていて欲しい」という趣旨の発言をして大きな問題となりました。
今の安倍政権のやっていることは、実はこの森元総理の言ったことそのまま。
このような、有権者を極めて軽視した態度は、選挙において厳しく問われなければなりません。
今回の参院選で絶対に結果を出していく覚悟です。