10月4日から始まる秋の臨時国会に政府与党が提出する法案数は15本になると言われています。例年に比べて少ないものです。
先の通常国会でも政府与党提出法案は、著しく絞られていました。参院選前に波風を立てたくない与党の戦略と言われていました。ただ、選挙の終わったこの秋の国会でも法案数はかなり絞られています。
安倍政権はやる気があるのか、と思います。すなわち、政権を握って国を良くしていくためには、色んな新しい法律案を出して物事を変えていかなければなりません。
しかし、最近の安倍政権を見ていると、そんな風には全く見えないし、かなり絞られた提出法案数がそれを物語っています。
では、憲法改正を最重要課題としてやっていきたいということか。そうであるかはこの臨時国会の安倍政権の出方を見極めていきたいと思います。
もちろん、憲法改正より、目の前の国民生活を立て直すための法案の方が私は大切だと思いますが。