衆議院予算委員会の地方公聴会にて、福島県に出張してきました。
9年前の東日本大震災、そしてその際の原子力発電所の事故、そしてさらには昨年10月の台風19号の大雨災害から立ち直ろうとされている、その現場で、被災地を視察するとともに、現状と課題をうかがってきました。
東日本大震災に関しては、まもなく10年目に入ろうとしている中で、今後どのようなメッセージをもってさらなる復興に取り組んでいくのかが大事だという点が強調されていました。これは私たち国の方としても、復興支援のあり方の問題として重く受け止めなければならないと思いました。
また、昨秋の台風大雨災害については、現場を見て、その被害の甚大さを改めて感じました。昨夏の佐賀県での大雨災害もそうでしたが、ボランティアの皆さんの支えが災害復旧復興にいかに大事か、しかもこれだけ全日本的に広範囲に被害が広がる中、いかににして地域の中でボランティアの皆さんのネットワークを作っていくかが大事であることを痛感させられました。