日本学術会議の会員任命拒否問題について、なぜ6人が任命拒否となったのか理由の説明がないまま。
加えて、さらに菅総理が「105人の推薦人リストを見ていない」ということであれば、一体誰が6人をリストから削除したのかがもうひとつの焦点となっています。
一部の報道では杉田官房副長官の関与が取り沙汰されています。
今日の野党ヒアリングにおいては、元文科次官の前川喜平氏から話を聞きました。2016年、文化功労者を選考するための分科会メンバーを閣議了解してもらおうと、そのメンバー案を杉田副長官に持ち込んだところ、政権に批判的だとの理由などで2名を拒否された経緯が報告されました。文化功労と政権への意見は別物のはずです。
政府は依然として、誰が6人が任命拒否となったかについても無回答。しかしこの点での政府の説明は不可欠。誰が責任を負うのかがかかっているからです。
国会の場でもさらに明らかにする必要があります。