度重なる新型コロナウイルス対応の補正予算の結果、今年度の新規国債発行額が110億円を上まわる方向との報道があります。近年の毎年の新規国債発行額の3倍を軽く超える規模です。
新型コロナウイルスへの対応が、我が国の現在の最大の課題ですから、「借金をしてでも」というのは致し方ない面はあります。
しかし、そうであればそれだけ予算の中身が厳しく問われます。
今週には第三次補正予算案の内容が固まる方向のようですが、先週閣議決定された、「総合経済対策」の内容を見るに、それを基礎として編成される第三次補正予算案の中には、「これが今、緊急に借金をしてでも行うべき内容か?」と思われるような内容が入ってきそうな気がしてなりません。
関連動画『与党はどこまで飲めるのか?! 第3次補正予算の我々の提案』
|大串ひろしのオンライン国政報告会
約20兆円の第3次補正予算。肝心のコロナ対策はたったの2割!不要な、GO TOキャンペーン1兆円。3月末までに使うのか?