今日の衆議院国土交通委員会閉会中審査、枝野代表が質疑に立ちました。
党代表が個別の常任委員会で質疑に立つのは異例のことです。しかし、今、新型コロナウイルスの感染拡大が極めて深刻な状況を迎える中で、与党は秋の臨時国会を閉じてしまいました。
閉会中審査の場を使ってでも、この危機の時に、政府に対いてこちらから問題点を指摘し、提案をし尽くすべきだという考えのもとでの質疑でした。
本来であれば、予算委員会を開催して、菅総理も出席の上、政府としてこの重要な局面にどう対応するのかを論じるべきような時です。
したがって、政府に対して、Gotoトラベルが感染を拡大したという認識はあるのか、医療崩壊の瀬戸際において医療への支援を緊急に追加すべきではないか、地域・対象等を限定した緊急事態宣言を出すべき時に来ているのではないか、といった大方針に関する問いを立てました。
しかしながら、政府からの答えは、全て、危機意識の極めて乏しいものばかりでした。残念な答弁内容だったと言わざるを得ません。
私たちとしては、国会が閉じてしまった中ではありますが、年末年始を通じてもあらゆる機会を捉えて、政府に危機意識を高め、これ以上の事態の悪化を食い止めるよう、求め、提案していきたいと思います。