総務省の接待問題のみならず、今日は農水省において、吉川元農相との間で贈収賄関係にあった鶏卵業者アキタフーズから、事務次官以下が会食の接待を受けていたとして6名が処分されました。
霞ヶ関の緩みは信じられないレベルに達していると言わざるを得ません。長期政権の歪みがここにも現れています。
しかも、農水省の事案のさらに問題であるところは、これまで国会で何度となくアキタフーズ問題を取り上げても、農水省が「捜査に関わることなので答弁は差し控える」の一点張りで、何も説明してこなかったこと。
あたかも、総務省の接待問題の影に隠れようとじっとしていたという感じ。とんでもないことです。
私たち野党側から、この問題で農水省が説明責任を果たさない中で、予算案の衆議院通過などあり得ないと強く迫って初めて、農水省は今回の発表に踏み切りました。
ズルい、の一言に尽きる。このような事務方の態度を抑えきれていない、野上農水相のリーダーシップのなさも論外のレベルです。
今後の予算委員会でも、農水次官以下国会に出てきて説明するように強く求めていきます。逃げ隠れは許されません。