先週発表された、総務省の接待問題についての報告書は何だったのか。
今日、新たな週刊誌報道を受けて、参議院予算委員会で問われた総務省の高官は、これまで知られていなかった、通信事業者との会食の事実を認めました。
違法な会食であったという認識はない、と弁解していますが、これまで答弁の二転三転どころではないいい加減さを思えば、この答弁も単なる言い逃れではないかと思わざるを得ません。そもそもの総務省の調査が、全く不十分なものであったということです。
長期政権のおごり、弛みの中で、霞ヶ関は一体どうなってしまっているのか。
農水省における接待問題についても、十分な調査が行われたとは到底言えず、野上農水大臣は国会で、さらなる調査を検討すると答弁せざるを得ない立場に追い込まれました。
来週、私も衆議院農水委員会において質疑に立つ予定ですが、農水省においても、新たに、さらに踏み込んだ調査がどう行われるのか、問いただしていきたいと思います。
そのような厳しい緊張感がないと、霞ヶ関全体が立ち直れないのではないかと、大変危惧します。
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