今日の参議院予算委員会においては、総務省に対する接待問題が指摘されている、東北新社、NTTの両社社長が答弁に立ちました。ここまで疑念が広がってきているわけですから、真実を速やかに、きちんと明らかにすることが大事です。
総務省においては、これらの接待問題について、関係する職員について150名規模まで範囲を広げて、徹底的に調査をする方針だと、武田総務大臣は述べています。
一方、同じく接待会食が問題となっている大臣をはじめ政治家についてはどうかというと、武田大臣も、そして菅総理自身も、NTTとの接待会食はあったかと問われ、「個別のことひとつひとつについては答弁を差し控える」とわざわざ前置きした上で、「国民から疑念を抱かれるような会食はない」と述べ、「ない」とは断言しません。
行政がゆがめられたのではないかが問われている中で、政治家が役人にだけ責任を押し付け、自らは逃げ通そうとしているのが明らか。
まさにトカゲの尻尾切り。こんなことが許されるはずがありません。
【関連動画】「今日の予算委員会」総務省接待問題について