広島での原爆投下から76年が経った今日、平和記念式典が行われました。
午前8時15分、私が住む小城市でもサイレンが鳴り、黙祷を捧げます。
どんなに年月が経っても、原爆による被害の記憶を後世に受け継いでいく責任が私たちにはあります。
私自身、広島を訪れるたびに、原爆ドーム、そして街角に小さく、しかし大きな存在感で立っている「爆心地」の碑を訪れ、思いを新たにします。
核なき世界を作っていく、その大きな役割を日本は果たし続けていかなければなりません。
今年1月、核兵器禁止条約が発効しました。その後初となる8月6日です。
日本政府は、現在この条約を批准していません。しかし、世界で唯一の戦争被曝国として、核なき世界への動きをリードしていくためにも、少なくともオブザーバー参加を果たして、核軍縮・核廃絶に向けた世界全体の動きを引っ張っていくべきだと、私たちは考えます。
その意味で、新たな節目として迎えた今年。来年にはより進んだ一歩が踏み出せているように、頑張っていかなければなりません。