菅総理が二階幹事長に、経済対策策定の指示をしたと。
政府の総理大臣なのに、なぜ政府に対して経済対策の指示をおろさなかったのか、と思います。
党の幹事長に指示したということは、衆院選に向けての(あるいは総裁選もにらんでの)選挙公約としての経済対策なのでしょう。しかし、今必要なのは、選挙公約ではなく、目の前のコロナ対策として、早急に実行できる経済対策です。そのためには政府に対して指示をおろさなければなりません。しかし菅総理はそれをしなかった。
つまり菅総理としては当面、具体策を動かす考えはないということ。党総裁選、衆院選を前に、政治の空白が現実化しています。
菅総理は、私たち野党が要請した臨時国会の開催も受けないようです。
目の前に、新型コロナ対策という待ったなしの課題があるにもかかわらず、この政治の空白、コロナ対策の空白はとんでもないことです。