岸田総理は、今日、ワクチン3回目の接種が1日100万回を超えたことを発表しました。
それはそれで良かったと思いますが、私は、先週月曜日の予算委員会でも指摘しましたが、1日100万回という目標自体が、低い目標だと思っています。
第一に、昨年6月、7月などには、1日最大で170万回の接種を行っていました。しっかり自治体などと協調すれば、そのレベルの接種は可能なはず。
第二に、大事なのは1日何万回接種するかだけではありません。いつまでにどれだけの方々に接種できるかです。その点から言うと、高齢者の方々は2回目から7ヶ月間隔で接種できるわけで、そのペースで接種を実現すれば、2月末に3700万人以上の方々が接種していてしかるべきです(厚労省資料から)。
しかし、今、1日100万回を打てるようになったとして、2月末までに本来打てるはずのこの3700万人が接種できるかは疑問です。安定的に1日100万回接種できるようになっているのかも、確認が必要です。
これらの点を、しっかりチェックしていきたいと思います。