今日は早朝、地元有田町西有田山谷牧地区の有志で作られている「草刈り隊」の皆さんが国会を訪問して下さいました。
皆さんの今回の旅程の主なところは、このメンバーのおひとり、桑原寛三さんが巻き込まれた、今年4月の知床遊覧船の事故の現地、北海道斜里町を訪れることでした。
事故から7ヶ月が経った今でも、桑原さんはいまだに行方がわからないままです。仲間の皆さんも大変心を痛めていらっしゃいます。今回、KAZU Iが出航したウトロ港に立ち、桑原さんに「早く帰ってきて」と声をかけられたそうです。
有田町では桑原さんの他に、二名の方が事故に巻き込まれ亡くなられています。
私も皆さんと思いをともにし、今年前半の国会でも知床遊覧船事故の問題を取り上げ、二度とこのような悲しい事故が起こらないようにと、責任の明確化、今後の監督管理のあり方などについて、岸田総理、斉藤国交大臣とも議論を交わしました。