このゴールデンウイーク、地元の焼き物の町、有田町での「有田陶器市」が開催されています。
コロナ禍の中で、有田陶器市は開催できない年が続きました。昨年、やっと再開して、今年はコロナを吹き飛ばそうという勢いでの開催でした。
有田での磁器の生産は400年前に始まりました。秀吉の朝鮮出兵の際、藩主鍋島直茂公が、朝鮮半島から李参平氏という陶工を連れて帰りました。その李参平氏が、有田で素晴らしい磁石を発見して、白磁器の生産につなげたというのが由来です。有田焼はその後全世界に有名な焼き物として知れ渡りました。

今日は、有田町の陶山神社で「陶祖 李参平公 陶祖祭」が開催されたので、私も参列してきました。
各地でコロナを乗り越えて、かつての賑わいを取り戻す取り組みが進んでいます。これを力強く後押ししていきたいと思います。