自民党森山総務会長が、今日の報道番組で、次期総選挙から「10増10減」による選挙区割の変更が行われることも、衆院解散のひとつ「大義」となり得ると述べました。
私には、これは無理スジで、とってつけたような感じがします。
投票に行く有権者の側から見たらどうか。岸田総理が「10増10減」だから解散総選挙を行います、と言ったとしても、有権者としては「で、何が問われているの?」と言いたくなるのではないでしょうか。
やはり総理が、解散総選挙を行って国民に信を問うのであれば、「自分はこれをこうしていきたいから国民の意見を聞きたい」と、と政策的な大義が必要です。
「10増10減」ではないでしょう。