今週から衆議院で、農政の憲法とも言われる、食料・農業・農村基本法の改正の議論が始まる見込みです。
この法律の見直しは25年ぶり。本来であれば極めて重要な法律改正です。
しかし、そのような内容を今回の改正案は備えているのか、慎重な検討が必要です。我が国の農業をめぐる状況が極めて厳しい中、それに抜本的に対応するような内容が含まれているのか。
「食料安全保障」という今日的な課題に、「やっている感」を出すために、岸田政権がやっているだけではないかという思いが、私には拭えません。
日本の農政は抜本的に見直されるのか。岸田政権の本気度を、審議の中でしっかり見極めていきたいと思います。