今日は、午前中に党の予算調査会で、民主党として今年度予算案について議論。通常国会もまもなく開催されるところ、早急にとりまとめていく必要があります。
昼は、松本政務調査会長らと食事をしながら、今後の党としての政策の検討について議論。
午後は、本日開催された、耐震偽装問題についての、ヒューザー小嶋社長に対する証人喚問の様子を国会事務室内でつぶさに見ました。
小嶋社長は、何を聞かれても「刑事訴追のおそれがありますので証言を拒否させていただきます」の一点張り。真相解明にはほど遠い内容でした。
ただし、馬淵澄夫議員の指摘を受けて、小嶋社長が安倍官房長官の秘書に相談に行ったことを認めたときには、議場がざわつきました。
このことを受けて、今夜前原代表は、「今後予算委員会でも安倍官房長官のかかわりについて追求していきます」と述べている・・・。またひとつ課題が増えました。
ところで今日はニュースの多い一日でした。証人喚問のほかに、ライブドアへの強制捜査についても続々と報道が流されています。
ご案内のように、堀江社長は、先の総選挙において自民党の応援を受けて、広島6区で戦ったわけですが、これを受けての小泉総理の発言は、「会社で採用した人が、不祥事を起こしたからといって採用した人が問題となるのか。本件とそれ(選挙)は別問題」というもの。
そうでしょうか?通常、ある人を会社に採用して、その後にその人が不祥事を起こしたとしたら(特に採用してまもなく不祥事を起こしたとしたら)、その採用担当者は間違いなく責任を問われますよね。小泉総理の発言は世の中の常識とは相当かけはなれているように感じられます。
今日会議で、我が党の峰崎・財務担当NC(次の内閣大臣)と会ったとき、「大串さん、これから財務金融委員会でもライブドア問題、やらなければなりませんね、頼みますよ」と、ニヤリ。これまたひとつ課題が増えました・・・。
コメント
コメント一覧 (3件)
小嶋社長のあんな答弁、許していいんですか?
国会はなめられているとおもいますか?
あの証人喚問はなんかよくわかりません。やっぱり時期が遅すぎたのでは…それにあんまり政府との事ばかりに追求がいき、被害者の補償とかはどうなるのでしょうか?もう少し国民の立場に立ってほしい。
小嶋社長の態度は本当に残念です。捜査が入る前に証人喚問が実現できていれば・・・と、悔しい限りです。「被害者の補償はどうなるのか」という点、確かに今回の喚問では、我々民主党は、喚問を通じて「攻め」の姿勢を出すことばかりに意識が集中して、被害者の方々が本当に知りたいと思っていらっしゃることに十分は配意ができなかったと思います。「この機会に与党を追い詰めるぞ」ということばかり考えて、被害者の皆さんの思いから離れてしまいました。厳しく反省しなければなりません。