今日は、午前中、東与賀町で開催された、身体障害者福祉協会総会に参加してご挨拶。
会の中で、来賓として参加させていただいた我々に対して、ぜひ意見を述べたいとして発言された障害者の方がいらっしゃいました。
その内容は、障害者自立支援法が4月1日から施行されて以降、身障者の方々の負担が増え、十分とはいえない国民年金の受取額から大変な思いをして病院通いなどの費用を出さなければならなくなって、非常につらい思いをされていること、そしてその一方で国おいては役人の天下りや談合など、国民の税金ムダづかいが依然としてはびこっていることに対する憤りの声でした。
また来賓として発言された佐賀郡の障害者福祉協会の会長さんからも、同じように、現在の政治は社会的経済的に弱い立場の方々への負担の押し付けばかりが横行し、経済格差が広がるばかりだということ、このような時こそ、和と愛に基づく政治が必要なんだということが熱く述べられました。
これに対して意見を求められた私からは、自由経済だけに任せていては手を差し延べられない社会的経済的弱者の方々に、本当に必要な支援を行っていくことが真の政治の役割であり、そのことを肝に銘じて頑張っていきたいという決意を改めて述べさせていただきました。
障害者自立支援法、昨年の秋に我々民主党が大反対する中、そして怒号の飛び交う衆議院本会議で、自民党・公明党の多数の賛成で成立しました。そしてまた昨日、高齢者の方々の負担を増加させる医療制度改革法案が、同じく民主党反対、与党賛成の中で衆議院を通過しました。
選挙区を歩いていると、年金を頼りに切り詰めて生活されている高齢者の方々が、日に日に大変になっていく生活の中で、本当に苦労されているお話しをよく聞きます。
確かに国・地方の財政状況が厳しい現在ですから、甘い話ばかりがあるわけではありません。しかし社会的に見て、皆が「これなら公平だ」と思えるような社会を作っていくことは、政治としてまず第一に行わなければならないことではないでしょうか。
今日の身体障害者福祉協会の総会で、上の発言をされた男性や、佐賀郡の会長さんのお話しを聞いて、「そうだ、そうだ」と拍手をされた大部分の参加者の方々、そしてそれに対して私が述べたことに対して「頑張ってね」と声をかけてくださった方々に対して、先の選挙でどの党に投票されましたか?とお尋ねすると、実は「自民党」とおっしゃる方が多いのではないかと思います。
そのような方々に対して、「政治を変えていきましょう!そうしなければ本当に暮らしは変わらないんです!」としっかり訴えて、わかって頂くこと、これに私は全身全霊をかけて打ち込んでいかなけれならないと、改めて痛感させられました。
コメント
コメント一覧 (2件)
去年の郵政国会で政治の論点をずらした小泉政治はいよいよ我々障害者や高齢者などを狙い撃ちしたような改悪を続けるのでしょうか? 私のような人工透析を受けている者は、仕事探しもままならず、非常に辛い生活ですが、まだ諦めたわけではありません。
日々の激務大変でしょうが、お体を大事に頑張って下さい。
大串さんの日々のご尽力,いつも感服しながらも拝見いたしております。所で,私たちの周りには,小泉政治(自民党政治)に日頃は不満的な発言をしながらも,いざ選挙となると何となく自民党に投票されるというパターンが数多く見られます。残念でなりません。私たち有権者がもっと賢くなり,みる目を持たないと政治は変りません。今こそ,大串さん(民主党)に託す最適のチャンスだと思っています。是非頑張って素晴らしい政策を提言し続けてください。心から応援しています。