今日は、朝一番の飛行機で上京。お昼からは衆議院本会議において、福田新総理による所信表明演説が行われました。
その後は、党年金調査会に出席して、今後の国会論戦における年金問題での我が党としての主張のあり方について検討(写真)。夕刻は、「税金のムダ遣い一掃チーム」としての活動の一環として、農水省によるムダ遣いの現状把握のため、まずは会計検査院から3時間にも及ぶマラソンヒアリングでした。
さて、今日、福田新総理による所信表明演説が行われました。安倍前総理が電撃辞任したあと、福田新総理はどのような国づくりを目指すのか、その政策がどの程度具体的に明らかになるのか、大きな関心が寄せられました。
演説を聞いてみると、安倍総理が目指した「美しい国」「戦後レジームからの脱却」などといった言葉がなくなり、格差問題に取り組むとしているなどの変化も見られます。
しかし、具体的な政策の内容については、官僚的な言い回しをもって丁寧に角が丸められている、という感じでした。
例えば、福田氏が、総裁選挙の際に主張していた、高齢者医療の負担増凍結や、障害者自立支援法の見直しなどについては、「検討する」という言い回しに後退しています。期待していただけに残念です。
国会論戦の中で、さらに福田総理の考えが明らかになってくると思います。論戦の中で勝負です。
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