昨晩に続き、国会は騒然とした雰囲気でスタート。朝から、衆議院財務金融委員会、総務委員会が強行的に開催されて、いわゆる「つなぎ法案」の審議に入りました。
実質的にガソリン税に関する暫定税率を4月以降も維持するためのこの法案でしたが、財務金融委員会においても総務委員会においても、「なぜ2ヶ月間だけこの法案で『つなぐ』必要があるのか、3月31日までまだ2ヶ月あるのだから粛々と議論を行えばよいではないか」というこちらからの質問には、法案提出者の与党議員からは、はっきりとした答弁はほとんど出てこない状況でした。
また「このような実質増税法案を、ほとんど審議なしに今日すぐに強行採決するのか」との問いに対しても、満足のいく答えはなし。
そんな中で、ほとんど審議は行われず審議打ち切りが与党の委員長によって宣言され、予想された強行採決。
さあ、午後は本会議も強行に開催されるか、と思っていたところ、両院議長によるあっせんが、「やっと」という感じでしたが、行われて、結局このつなぎ法案は撤回されることになりました。
体力勝負のような約一日間でしたけれど、全く国会審議をせずに増税法案を通そうとする今回の与党の進め方をはねかえすことができて、ほっとしました。
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