「日本とは違うね~」 友人と話していてそんな会話がありました。政治に対する国民の声の上げ方についてです。
お隣り韓国。米国からの牛肉輸入制限解除の問題で、BSE問題を懸念した国民が大規模なデモを行いました。国民的な運動になっていて、就任してまだ長くはたたない李大統領の支持率は急速に低下しました。
欧州。ガソリンなどの燃料価格の急騰に不満をいだく多くのトラックドライバーたちが、トラックに飛び乗って道路にずらりと並べる抗議行動。ひとりひとりのドライバーが、燃料価格高騰に対する政府の対応を求めています。
途上国では穀物などの食料価格の高騰を受けて、あちらこちらでデモが発生しています。
政府が間違った政策を行っていること、あるいは適切な政策をとっていないことに対して、海外では、国民ひとりひとりが声をあげ、政府に対して積極的に動きを求めている例が、特に最近多く見られます。
ひるがえって日本はどうか。ガソリン価格の問題、その他のもろもろの物価上昇の問題、後期高齢者医療制度の問題、年金の問題・・・・・・・生活を直撃する問題が山積しているのですが・・・・他国とは違うようです。
「政治に何ができるの?」そういう声が聞こえてきそうです。そのような思いを植えつけたのは、日本の政治の力不足のせいでしょう。
でも、政治で生活は変わります。絶対に変わります。それを私たち政治家は証明していかなければなりません。


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