「9月の民主党代表選はあるの、ないの、どうなるね?」 最近、支援者のみなさんからよく質問を受けます。
この件については、私としてはかねてからこのブログにも書いたとおり、多くの党員・サポーターのみなさんも参加される代表選が行われることは、党として当然のことだと考えます。ただ、その際には「私の政策は小沢代表の政策とはここが違うんだ、こういう日本を作りたいんだ」という政策論を競わせて、代表候補が立ち、選挙が行われるという流れであってはじめて、建設的な代表選になるのだろうと思います。
さて、その際政策的争点とは何か。小沢氏が率いる民主党としての政策を前提に考えてみると、おそらくそれは、ひとつには農業者戸別補償制度や子育て支援、我が党案の年金改革案など、マニフェストに示した政策課題を実現する場合の財源をどう示していくのかという問題、そしてもうひとつは外交政策における国連中心主義をどう考えるか、ということが中心的な論点ではないかと思います。
国民的な関心から言えば、前者のほうが高い関心を呼ぶのでしょうか。
代表選の告示は9月初旬。まだ時間は十分あります。それがあるにせよ、ないにせよ、どのようなことになるにせよ、「政権交代」という大きな目標につながる建設的な代表選にしていかなければなりません。
ところで、先日テレビ取材を受けましたが、それが今週日曜日(27日)の午後5時半~6時の、テレビ朝日系(九州ではKBC放送です)のニュース番組の中で数分間とりあげられます。どうぞ、ご覧下さい。
コメント
コメント一覧 (1件)
全くの同感です。外交政策における国連中心主義をどう考えるかについては、民主党というより小沢代表の持論です。失礼ながら、少し反対のために民主党員が乗ったという部分があるように思います。
真意はわかりませんが、政権を奪取しないと民主党の政策は、実現できません。心を鬼にして、自民党に勝つ。こういう部分は、さすが、小沢代表だと思います。
政策論争は、必要です。しかし、選挙に強い、現在の流れ。この二つを失う事が民主党にとって最大のマイナスです。小沢代表の年齢を考えれば、次の顔が、前面に出るのもそう遠くは無いでしょう。能ある鷹は、爪を隠す。そんな感じでしょうか。