定額給付金に関する迷走。高額所得者を対象からはずすかどうかについて、結局今日、各地方自治体の判断にまかせるということになりました。
高額所得者の扱いのみならず、口座振込みにするかどうかも各地方自治体の判断ということになりました。
地方自治体の首長さん方は、難しいところだけ地方への丸投げだと反発していますが、それも当然だなと思います。
麻生総理は、「地方分権なんだからこれでいいでしょ」ということですが、これは地方分権というものをはきちがえていないでしょうか。
ちなみに、この定額給付金の支給業務は、何か当然のごとく地方自治体が行うものであるかのごとく言われていますが、はたしてそうか。
地方自治体の事務は法定受託事務と、自治事務。さすがに定額給付金支給の事務は自治事務ではないだろうし、だとすると法定受託事務か。
そうするとこれを「法定受託事務」とする法案も必要なのではないでしょうか。法律が必要だとすると、またひとつハードルが上がることになります。今後の先行きはどうなるのでしょうか。
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