鳩山政権においては、これまでの自民党政治とは異なり、政府での意思決定と、与党における意思決定とが二元的に走るということはなくしたいという思いで、一元化を打ち出しています。
すなわち、鳩山政権としての意思決定としては、政府において一元化するという方針です。
それを具体化する方法が、政務三役による政治主導の意思決定であり、そしてもうひとつ大事なのが、政府の会議として行う、各省「政策会議」です。
今までこの政策会議に相当するものは、党の部門会議として開催していました。しかしこれを政府の会議である政策会議として開催することで一元化をはかっていこうというものです。
今日、財務省としての第一回目の政策会議を開催しました。時を同じくして各省でも政策会議が開催されています。
政策会議で一元化をはたすというのは、ひとつの考え方、方向性です。しかし、今日第一回目を開催した感じでいうと、これが今後どのように展開していくかは予断を許さないと思います。
政策会議はまだ定着したものとはもちろんなっていません。これが定着し、こなれていくまでには、まだもう少しの試行錯誤が必要だなと感じさせられた、今日の財務省政策会議でした。
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