景気の先行きへの懸念が払しょくできない状況です。これに対して、しっかり対応するべく、菅副総理のもと、経済対策を策定する方針を打ち出しました。
先日のキックオフ会合に引き続いて、今日は、各省の政務三役から、各省として提案できる経済政策の「タマ出し」のための会合が開催されました。
「環境」「雇用」「景気」 この三つのキーワードのもとで、各省とも政策を提案します。
しかし、私も長年政府に働いて感じるのですが、経済対策の「タマ」として、斬新なものを出していくというのは至難のわざ。景気を支える政策というのは、ある程度方向性が決まっています。
しかしながら、そこは各省政務三役で自由に言い合う会合ですから、いろいろな意見が交わされました。
とりまとめ役の菅副総理自身も、「金をかけないで効果を出す方法はあるはず」とか、「今までは経済浮揚効果ばかりに注目していたけれど、雇用を下支えすること自体の効果というのもあるはず」とか、一生懸命考えていこうという姿が、私は民主党らしいと思います。
なかなか斬新なものは難しいものの、懸命に知恵を出していきたいと思います。

