党の方での、参議院選マニフェストづくりの進捗状況を横目で見ながら、政府の方では、中期財政フレームの策定作業が進んでいます。
このふたつは一定の整合性を持つべきもの。与党・政府一体の中で、マニフェストに示したものは、財政面での裏付けを持たなければならないからです。
衆議院選挙の際に示したマニフェストの主要事項を、今後も維持するのか、改定するのか、党における検討の場においては、いろいろな意見が出ているようです。一方で、中期財政フレームを検討していて、今後の財政の見通しが非常に厳しいことは明らかです。
そんな作業の進む中で、政府の側と、党の側においては、マニフェストの政策を維持するか、改定するか、今後の財政見通しをどう考えるかなどといった点で、考え方の開きがあるような気がします。
これからできるだけ早急にこの開きを、小さくしていかなければなりません。困難な作業であることは明らかですが、やっていかなければなりません。