参議院選挙での大敗を受けて、今日、その総括を行うための両院議員総会が開催されました。
2時間以上に及ぶ長時間総会。予想通り、厳しい総括を求める意見が続出しました。
あれだけの大敗を喫したのですから、厳しく総括し、反省することは当然必要。その中で、消費税に関する菅総理の発言が唐突感、生煮え感を与えてしまったことや、選挙の途中で連立の枠組みについて枝野幹事長からの言及があったことなどが、敗因としてあったことは否めません。
そのことについては、事実を直視し、反省し、本当に国民の皆さんから求められていることは何なのか、きちんと受け止めていける党であれるよう、自らをさらに鍛えていかなければならないと思います。
その意味で、厳しい総括を求める意見が出た総会であったことはよかったと思います。
ただ残念だったのは、今日の厳しい意見が、党内のグループ間の意見の相違を反映しているように見えたこと。日本の抱える色々な課題への対応は待ったなし。そんな中で、グループ間の意見の違いを言い合っているようなことがあっていいのか・・・・・ 民主党が本当に国民の期待に応えられるものになるかは、この点を超えられるかにかかっているような気がします。

