参議院選挙後、民主党県連や、私の事務所などでも、繰り返し、今回の参議院選挙の結果を振り返り、何をどう反省し、明日に向けてどう活動していくのかを議論しています。
地元の活動として、議論に議論を重ねてやはり行きつく結論は、地方議員の増強を含めた基礎体力の強化。これに尽きます。
もちろんこれまでも努力してきたところですが、来年の統一地方選もにらみながら、さらに全力を傾けていく必要があります。
しかしながら本当に不思議にも思えることに、例えば市町村議会議員であれば、「自民党公認」という方々は佐賀の場合には少ない。ほとんどが「無所属」。その上で「自民党系」=自民党員ということ。おそらく選ばれる皆さんは、「自民党系の候補だから」ということではなくて、自分の地元地区の議員さんだからということで投票されている向きが強いのではないかと思います。市町村議会選挙は、とにかく地元選挙、地区代表の様相です。
ところが、やはりそれぞれの議員さんたちは「無所属自民党系」ですから、国政選挙となると自民党を応援されるということになります。結果として自民党の強い地方組織となっているわけです。
このような構図となっていることは、有権者の皆さんが意識してそうなっているかは別として、「結果として」大変重い事実です。
日本の政治を、新陳代謝のあるものにしていくことは、こう考えていくと本当に長い道のりがあります。しかし、だからこそ挑戦し続けていかなければなりません。

